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社員インタビューvol.3 入社6年目 海東さん



入社6年目でリーダーの海東さん(仮名)のインタビューです。 ※ご本人の希望により、顔出しはなしでインタビューを受けてもらいました。



──今までどんなことをしてきたんですか?
 
入社前というと微妙なのですが、
HAL東京という4年制の専門学校を卒業してまずIT会社に入社しました。
ですがそこで体調を崩してしまい、休養のため退社することになりまして……
なので入社前はほぼ無職です。

HAL東京には完全就職保証制度というものがあり、卒業生の就職先探しにも手を貸してくれまして、
当時まだ立ち上げメンバーしか居なかったGIT(※弊社。グローバル・インフォメーション・テクノロジーの略)を紹介され、入社しました。
入社してからは現場を転々としながら、そうですね……7ヶ所くらいは回りましたね。

仕事としては開発案件というよりはサーバー系の保守やデータベースの管理の仕事が多かったと思います。
「こういうデータが欲しい」という依頼に対して、データを見やすい形に加工して渡したりとか。

そういうことをしていたら、気付けばWBSのスケジュールを引くようになり、作業のタスク状況を管理するようになっていて、
途中で当社のマネージャーと仕事を共にするようになって、その補佐みたいな動きをしていたらいつの間にかリーダーになっていました。
おかげさまでリーダーになる下地は出来ていたと思いますが、個人的にはそのマネージャーのやり方が肌に合っていて、それで花開いたって感じですね。
何事もちまちま悩んでいるくらいなら、即電話して、会いに行ってという行動力のある人だったので、仕事が速かったんです。
それまでは仕事を”こなす”ことは出来ていたけど、”まわす”ことは出来ていなかったんだと思います。
そのことを理解できたのはそのマネージャーのおかげなので、一緒に仕事が出来て本当によかったです。


ここでならやっていける──そう思って入社を決めました。

──なぜIT業界に進もうと思ったんですか?

実は最初からIT業界に進もうと思っていたわけじゃないんです。
初めはゲームが作りたくて。
出身は東北の方なんですが、東北の専門学校に見学に行った際、その先生から
「東北でゲームの仕事を探してもほぼないぞ?」
と言われまして、なら東京の学校を探そうとしていた時、当時開校前だったHAL東京のCMを見て思ったんです。ここだ! って。
HAL東京では一年目はプログラミングも、デザインも、IT系のWebも一通り学ぶのですが、
担任がロボット学科の先生で、僕達にこう言ったんです。
「ロボット学科ならハードウェアも、ソフトウェアも、電子基板も全部学べるぞ!」って。
1年目なら学部は移動できる仕様だったので、乗せられる形で移籍。そのままロボット工学系の知識を身に着けました。
その中でだんだんと、あれ? 本当に自分はゲームが作りたいのか?
その疑問を解消するために友達三人で個人的なノベルゲーを作って大きなイベントで頒布したんです。
売れ行きはぜんぜんでしたが、それでゲーム作成には満足してしまったんですよね。

よくよく自分のことを振り返ると、ゲームは好きだが、本当にやりたいことはストーリー、物語を作ることだって気付いたんです。
イラストや漫画にも手を出しましたが、最終的には小説に落ち着きました。自分の中の物語を外に出したくて。
今は趣味で小説を書いています。


──当社に入社した理由はありますか?

当時の社長から掛けられた言葉、ですかね。
その頃は復調したばかりで、またやっていけるのだろうかと不安だったのですが、
「無理しなくていいから」
「出来ることをやってくれればいい」
そんな言葉をかけていただいて、それがうれしくて、あぁ──
”ここでならやっていける”、そう思って入社を決めました。



わからないことをわからないと言える人は信用できますし、将来伸びます

──活躍しているエンジニアの特徴はありますか?

技術者の人を多く見てきて思うことは、常に疑問をもって働いている人。
このコードはこれでいいのか? この仕様書は打合せと食い違っているのではないか?
そういう疑問を覚えたり、貰った指示をそのまま着手せずに、そもそもの目的を考えて、よりいい方法を考えて動く人、そういう人はやっぱり目立ちますよね。
その疑問から生まれた発言や行動で、実際にプロジェクトがより良いものになったり、スムーズに進んだりすると、
「この人、出来る人だな」
と周りから思われて、実際に成果も上げる。活躍している人っていうのは、そういう人なんだと思います。

──未経験からリーダーになるためにしたことはありますか?

とにかくアンテナを張ること。
最初は目の前のことで精一杯だと思う。最初はそれでいい。
だんだん今の作業に慣れてくれば、周囲に目を向ける余裕が出てきます。
その際、隣の人、目の前の人が何をやっているのか、どういう仕事をしているのかが見えてくるんです。
そういう周囲の人とコミュニケーションをとって情報を収集していました。
なんでもいいんです。その人の好きなこと、今日のお昼の話、趣味の話。
そんな無関係なことでも、仕事の中で繋がってくる場面が出てくるんです。
「AさんとBさん、趣味が合うので一緒にやったらどうですか?」
「Cさん、家でも家計簿でExcel使っているらしくて、詳しいらしいですよ」
「Dさんは前の現場でそのツール、使ったことがあるそうです」
そんな提案がやがて、人に指示を出すことになり、リーダーという役割を担うことになる。

とはいえ、周りを見るためには余裕が必要なので、焦らず目の前の仕事をこなして、
余裕が出てきたな、そう思った時、ふと顔を上げて周りを見てみる。
それが第一歩かなと、そう思います。

わからないことをわからないと言える人は信用できますし、将来伸びます。


──どんな方に入社してほしいですか?

YESマンじゃない人がいいです。

人間って一度言われただけじゃ覚えられない生き物だと思うんです。
何度も繰り返し聞いて、何度も繰り返しやって、そうして覚える生き物。

「はい! わかりました!」と気持ちよく返事をする、それはいいのですが、
実際は全然理解出来ていない、そういう人を自分はあまり信用していないです。
何度でもいいから、理解できるまで聞いてくれる人、そんな人が好きですね。

わかった振りをしないで、わからないことをわからないと言える人は信用できますし、将来伸びます。


後続でリーダーになる人のための土台作りです

──会社の強み・弱みはありますか?

ウチはまだまだ若い会社です。
売上は毎年伸びていますし、規模も少しずつ、着実に大きく成長していっています。
社員への待遇等も毎年改善されています。

縦と横のつながりを強くしようと管理者側は努力していて、実際社員同士のコミュニケーションは取れていると思います。
仕事中はいい距離感を保ちつつ、プライベートでは趣味の話をするような、いい関係。

よく”アットホーム”なんて言葉が使われますが、自分あまり好きじゃないんですよね。
ずっとワイワイ楽しく、仲良くみたいな誤解を受けてしまうから。
仕事中はきっちり、プライベートでは適度に仲良く。
ウチの会社はオンラインでボイスチャットを繋いで麻雀大会をしたり、映画を見たりしてます。


──休みの日は何をしてますか?

コロナの前は結構外に出ていたと思います。
とはいえ、アウトドアばかりかというとそうでもなく、
レンタルキッチンを借りて仲間と料理したり、TRPGをしたり、ボードゲーム、リアル謎解き、ボーリング、サバゲー、ダーツ、ビリヤード、カラオケ……ライブイベントや同人即売会にも行ってました。

コロナ後はほぼ完全に引きこもりですね。
ボイスチャットでTRPGやオンラインボードゲームをすることもありますが、
You Tube、テレビ、漫画や小説を読んだり、書いたり、ゲームをしたり。
趣味自体は変わっていないけど、行動の幅はだいぶ狭くなりました。

テレビは主に録画したアニメを休日に一気見したり、
You Tubeは半年くらい前からVTuberに結構ハマっていて、動画配信をよく観ています。
にじさんじ、って聞いたことあります? 企業系のVTuberなんですがだいたいそこを追いかけています。
今年の夏は例年の恒例企画でパワプロで甲子園企画をしていて、推しのVtuberを追いかけて応援してました。
エラーに泣いて、ホームランに湧いて、勝敗に涙して……そんな感じです。

──今後の目標は?

GITとしては初めてのリーダークラスということで、
まずは後続でリーダーになる人のための土台作りですね。

会社としてはどんどんリーダーを輩出していきたいと思っているので、
そのリーダーになった方たちがスムーズにリーダー業務をこなせるよう道を作っていきたいです。

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